週刊ラグドールラグドールは可愛いのか? 特別号

2026年9月25日発行 第1号定価:のびしろ

実用

ラグドールの体重は月齢でどれくらい?オス・メス別の目安

2026年9月25日・週刊ラグドール取材班

「うちの子、生後7か月で4kgなんだけど小さい?」「1歳で7kgって太りすぎ?」。ラグドールの体重は、飼い主がいちばん気にする数字のひとつだ。

先に言っておくと、ラグドールの体重にはかなり幅がある。月齢ごとの目安をまとめたので、「だいたいこのへん」を知る地図として使ってほしい。

結論

  • 成猫の体重は、オス5〜9kg、メス4〜6kgほどが目安(国内の獣医師監修記事や、フードメーカーの品種解説より)
  • 生後6か月ごろまでは、オス・メスとも1か月に0.5〜1kgほどのペースで増えることが多い
  • 半年を過ぎるとオスとメスの差が開いてくる
  • 1歳で成長が止まるわけではなく、体が完成するまで3〜4年かかるといわれる
  • 数字より大事なのは、順調に増えているかと体の締まり具合

詳しく

ゆっくり大きくなる猫種

一般的な猫は1歳前後で大人の体になるが、ラグドールは1歳を過ぎてもじわじわ大きくなる。CFAは、毛色が出そろうのが2歳ごろ、体の大きさと体重が完成するのは4歳ごろと説明している。

獣医師監修の記事でも、1歳で4kgを超え、2歳で4〜8kgほど、その後も4歳ごろまでゆるやかに成長するという流れが紹介されている。1歳の時点で「思ったより小さい」と感じても、まだ途中の可能性がある。

オスとメスでけっこう違う

子猫のうちはオスもメスも同じくらいのペースで増える。差がつき始めるのは生後半年くらいから。メスは増え方がゆるやかになり、オスはそこから1歳までにさらに大きくなる傾向がある。

成猫になると、メスは大きくても6kgほど、オスは9kgを超える子や、10kg近くなる子もいる。同じきょうだいでも、オスとメスで「え、別の猫種?」くらい差が出ることもある。

日本の血統は小さめなことも

海外の資料だと、オスは9kg超えがふつうのように書かれていることがある。一方、国内のブリーダーからは、日本の住宅事情に合わせて体の小さめな親猫が選ばれてきたため、日本のラグドールは海外ほど大きくならない子も多い、という説明も出ている(しっかりしたデータがあるわけではなく、ブリーダーの実感としての話)。

体の大きさは親に似やすい。子猫を迎える前なら、両親の体格を聞いておくと、将来のサイズの予想がつきやすい。海外の数字に届かなくても、それだけで心配する必要はない。

月齢別の体重の目安

国内外の品種解説や成猫の基準の数字をもとに、時期ごとに幅をもたせて整理した。月ごとの細かい数字は資料によってばらつきが大きいので、ここではざっくりの区切りにしている。あくまで目安で、この範囲から外れる子もふつうにいる。

時期 オス メス
生後2〜3か月 1〜2.5kgほど 1〜2kgほど
生後4〜6か月 2〜4.5kgほど 2〜4kgほど
生後7か月〜1歳 4〜7kgほど 3.5〜5kgほど
2歳ごろ まだ成長中(4〜8kgくらいまで幅がある) まだ成長中
3〜4歳(体が完成) 5〜9kgほど 4〜6kgほど

表の数字にぴったり合わせることより、グラフにしたときに右肩上がりが続いているかを見るほうが役に立つ。子猫のうちは週に1回くらい、同じ時間帯に量ると変化がわかりやすい。抱っこして一緒に体重計に乗り、自分の体重を引く方法でもOKだ。

体重より「体つき」を見る

同じ5kgでも、骨太で筋肉質な子と、ぽっちゃりな子では意味がまったく違う。動物病院では体重と一緒に、ボディコンディションスコア(BCS)という体つきの評価を使うことが多い。見るのはだいたい次の3つ。

  • あばら骨:なでたときに、薄い脂肪ごしに骨がわかるくらいが理想
  • 上から見た腰:あばらの後ろが少しくびれている
  • 横から見たおなか:たるんで垂れ下がっていない

ラグドールは毛が長いので、見た目だけだと太っているのかふわふわなのか判断しにくい。獣医師監修の記事でも、長毛の子はあばら骨をさわって確かめるのがすすめられている。ちなみに、下腹が少したぷっとしているのはラグドールの基準で認められている体型なので、それだけで肥満と決めつけなくていい。

受診や相談の目安

次のようなときは、体重の数字だけで判断せず、動物病院で相談しよう。

  • 子猫なのに体重が増えない、または減っている
  • 成猫で、はっきりした理由がないのに体重が減ってきた
  • 食べる量は変わらないのに、急に太った、または痩せた
  • あばら骨がまったくさわれない、逆に骨がごつごつ浮いている
  • 体重の変化と一緒に、元気や食欲がない、水をよく飲む、吐くなどの様子がある

健康診断やワクチンのときに体重とBCSを記録してもらうと、「この子にとってのちょうどいい体重」がわかってくる。目安の表より、その子自身の記録のほうがずっと頼りになる。

大きさの話をもっと知りたい人はニャジラ番付へ。メインクーンやノルウェージャンも並んでいるので、読み終わるころには推しの長毛さんが増えているかもしれない。ラグドールは、体重計の上でも床の上でも、とりあえず場所をとる。

取材班が見た資料

※性格や体の特徴には個体差があります。健康について気になるときは、動物病院に相談してください。

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